「裁判所制度100周年記念硬貨を売りたいんだけどどのくらいかちがあるのかな?」
何て疑問はありませんか?
裁判所制度100周年記念硬貨は、日本で裁判所制度が導入されてから100周年を記念して発行された記念硬貨です。
同時に「議会開設100周年記念硬貨」も発行されており、両者を合わせた「議会・裁判所百周年記念貨幣」という記念貨幣セットも販売されました。
今回は、裁判所制度100周年記念硬貨がどういった硬貨なのかといった基本情報から、その気になる買取価格の相場、記念貨幣をなるべく高く売るおすすめの方法まで、詳しく解説します。
もくじ
裁判所制度100周年記念硬貨とは?
裁判所制度100周年記念硬貨は、日本で裁判所制度が導入されてから100周年を記念して1990年(平成2年)に発行された記念貨幣です。
日本における司法権の独立は、1890年(明治23年)に施行された大日本帝国憲法(明治憲法)で確立されました。
また、「裁判所」という言葉が日本で一般的に使用されるようになったのは、1890年に「裁判所構成法」が公布された以降のことです。
裁判所制度100周年記念硬貨は、額面金額が5,000円の銀貨幣です。
同じ額面金額の「議会開設100周年記念硬貨」が同時発行されており、両者を合わせた記念貨幣セットも販売されています。
記念貨幣セットの外箱は、日本の国旗である日の丸の印象的なデザインです。
内側のケースは黒色で、内部のプラスチックケースに2枚の記念貨幣が封入されています。
「議会開設100周年記念硬貨」についてはこちらの記事をご覧ください。
額面金額が5,000円の記念貨幣は、この1990年まで発行されたことがありませんでした。
1990年には、「裁判所制度100周年記念硬貨」と「議会開設100周年記念硬貨」、大阪で行われた花の万博を記念して発行された「国際花と緑の博覧会記念硬貨」の3種類の5,000円銀貨が発行されています。
裁判所制度100周年記念硬貨の特徴
裁判所制度100周年記念硬貨には、以下のような特徴があります。
・大きさ:30mm
・質量:15g
・素材:銀合金
・素材比率:銀925、銅75
・販売価格:5,000円(記念貨幣セット12,875円)
・発行枚数:500万枚(記念貨幣セット10万セットを含む)
額面金額が5,000円と高額な貨幣らしく、大きく重量感のあるコインです。
通常の貨幣で一番大きい500円硬貨は「26.5mm・7.0g」であり、2倍以上の重さがあります。
裁判所を象徴する厳粛なデザイン
硬貨の表には、最高裁判所の大法廷が詳細に描かれています。
裏面には、「裁」の字を使った裁判所の職員マークと「大はんごん草」が描かれています。
大はんごん草は北米原産のキク科の植物で、裁判所にふさわしい「公正・正義」という花言葉があります。
裁判所制度100周年記念硬貨には、裁判所を象徴する図柄が描かれています。
発行枚数が多く希少価値は低め
裁判所制度100周年記念硬貨の発行枚数は500万枚です。
日本で発行された5,000円硬貨としては一般的な数字ですが、額面金額を考えると決して少なくない枚数であり、希少価値は高くありません。
また、議会開設100周年記念硬貨とのセット品も10万セット販売されており、こちらも金額からすると多めの販売数です。
裁判所制度100周年記念硬貨は発行枚数が多く、希少価値のある記念貨幣とはいえません。
そのため、手に入れやすい記念貨幣ですが、買取価格もやや低めで推移しています。
裁判所制度100周年記念硬貨の買取価格はどれくらい?
裁判所制度100周年記念硬貨の希少価値はほとんどなく、買取価格は低めです。
単品・セット品ともに、大きなプレミア価格はついていません。
単品の買取価格は、「額面金額の5,000円から6,000円程度」が相場です。
議会開設100周年記念硬貨とのセット品の場合は、「額面金額の10,000円から13,000円程度」が相場です。
なお、額面金額よりも上乗せされるのは、基本的に未使用品などの状態が非常に良いものに限られます。使用感や汚れのあるものの場合は、額面金額通りの買取価格になる場合が多いでしょう。
そうした場合は、買取業者ではなく銀行などの金融機関で交換してもらうのも選択肢のひとつです。
セット品の場合はコレクション用としての価値が高まるため、2枚の合計金額よりも少しだけ高めの買取価格になる場合があります。
しかし、現在までのところ大きなプレミア価格はついていません。
こうした買取価格の理由には、発行枚数の多さとともに、「裁判」や「議会」といった一般の人にはなじみが薄く、人気の高まりにくいテーマの記念貨幣であることが挙げられます。
買取価格をなるべく高くするには?
記念貨幣の買取価格を上げるためには、コインと付属品をきれいな状態に保つことが大切です。
記念硬貨の中には、地金としての価値で買取価格が決定されているものもあります。
裁判所制度100周年記念硬貨は銀貨であり、地金としての価値もありますが、額面金額が5,000円と高額です。
裁判所制度100周年記念硬貨の地金としての価値は額面金額を大きく下回っており、専らコレクション用の価値で買取価格が決定されています。
コレクション用の記念貨幣の場合は、コインの状態と同じく、付属品の有無や状態が極めて重要です。
外箱が無かったり汚れていたりすると、買取価格の上乗せは見込めません。
記念貨幣の買取価格を上げるためには、コインと付属品の両方を大切に扱い、うっかり汚してしまうことのないよう注意することが大切です。
コインは手の油に反応して変色してしまうため、触る場合は素手ではなく手袋を使用しましょう。
ケース自体も袋などに入れて汚れないよう保護し、普段は日光などが当たらない場所に大事に保管しておくとよいでしょう。
どこで買い取ってもらえる?おすすめの売却方法は?
記念貨幣の買取価格をなるべく上げるためには、売却方法の選択も重要です。
買取価格が高くなるおすすめの方法は、「ネットの古銭買取業者」を利用する方法です。
店舗を構えている街の買取業者は取引規模が小さいことが多く、薄利多売ができません。
そのため、多くの場合買取価格が低めです。
ネットの古銭買取業者の場合は、日本中の顧客を相手にしており、取扱量が膨大です。
そのため、薄利多売が可能であり、買取価格も高めに設定されています。
また、近年はネット業者間の競争が激しく、買取価格がさらに高まっています。
ネットオークションやフリーマーケットなどで記念貨幣を売却する人もいますが、そうした個人売買では必ず売れるとは限りません。
価格設定も知識がないと難しく、相場よりも安い価格で販売して損をしているケースがよくみられます。
また、個人取引はトラブルのリスクもあり、あまりおすすめできません。
記念貨幣を売却する場合は、ネットの古銭買取業者を利用するのがおすすめです。
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まとめ
裁判所制度100周年記念硬貨は、日本に裁判所制度が導入されてから100周年を記念して、1990年に発行された5,000円銀貨です。
同じ額面金額の議会開設100周年記念硬貨も同時に発行され、両者を合わせた記念貨幣セットが販売されています。
発行枚数が500万枚と多く、記念貨幣セットも10万セット販売されており、希少価値はあまりありません。
そのため、未使用品などの美品であっても、額面金額の1割増から2割増程度の買取価格が上限です。
使用感や汚れがある場合は額面金額通りの買取価格になるケースが多く、そうした場合は金融機関で交換してもらうのもひとつの手です。
記念貨幣を売却する場合は、ネットの古銭買取業者を利用すると、取引が安全確実な上に買取価格が高くなることが多く、非常におトクです。
ネットの買取業者を積極的に利用して、コレクションをなるべく高い値段で買い取ってもらうことをおすすめします。