「瀬戸大橋開通記念硬貨を売りたいんだけどどのくらい価値があるんだろう?」
何て疑問はありませんか?
瀬戸大橋開通記念硬貨は、瀬戸内海をまたいで本州と四国を結ぶ瀬戸大橋が開通したのを記念して発行された記念貨幣です。
同時期に開通した青函トンネルを記念した「青函トンネル開通記念硬貨」と同日に発行され、両者を一緒にした記念貨幣セットも販売されました。
記念貨幣をもっていると、今どれくらいの価格で取引されているのか気になりますよね。
大掃除や引越しの準備などで記念貨幣をみつけて、買取価格を調べてみようと思った人もいるのではないでしょうか。
今回は、瀬戸大橋開通記念硬貨がどういった記念貨幣なのかといった基本情報から、その気になる買取価格の相場、記念貨幣を高値で売るおすすめの方法まで、詳しくご紹介します。
もくじ
瀬戸大橋開通記念硬貨とは?
瀬戸大橋開通記念硬貨は、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の開通を記念して、1988年(昭和63年)8月29日に発行されました。
種類は500円白銅貨一種類で、同じ500円白銅貨の「青函トンネル開通記念硬貨」と同時発行されています。
青函トンネル開通記念硬貨についてはこちらをご覧ください。
瀬戸大橋開通記念硬貨は、日本の記念貨幣としては青函トンネル開通記念硬貨と並んで9番目に発行されたもので、500円硬貨としては4番目に発行された記念貨幣です。
また、昭和63年の発行であり、昭和に発行された最後の記念貨幣でもあります。
瀬戸大橋は、瀬戸内海をまたいで本州の岡山県倉敷市と四国の香川県坂出市を結ぶ10の橋の総称です。
工事は1978年から開始され、すべての橋が繋がったのが1987年、自動車道とJR線の開業は1988年のことです。
瀬戸大橋は開通以降、地域の交通や物流の大動脈として大きな役割を担い続けています。
また、地域のシンボルとなる建造物であり、代表的な観光名所にもなっています。
瀬戸大橋開通記念硬貨の特徴
瀬戸大橋開通記念硬貨は、以下のような特徴があります。
・大きさ:30mm
・質量:13.0g
・素材:白銅
・素材比率:銅750、ニッケル250
・発行枚数:2,000万枚(青函トンネル開通記念硬貨とのセット品:40万セット)
・販売価格:500円(青函トンネル開通記念硬貨とのセット品:1,900円)
大きさ・質量・素材は、同じ日に発行された青函トンネル開通記念貨幣と全く同じです。
素材は通常の500円硬貨と同じですが、通常の500円硬貨は「大きさ26.5mm・質量7.0g」であり、記念貨幣は2倍近い重量があります。
瀬戸大橋が大きく描かれたデザイン
表面には、岡山県側から見た瀬戸大橋の全景が描かれており、瀬戸大橋の記念貨幣であることが一目でわかるデザインです。
裏面には、瀬戸大橋の位置を示す本州と四国の地図がリボンで囲まれて描かれています。
リボンには開通を祝う意味があり、青函トンネル開通記念貨幣や関西国際空港開港記念貨幣にも同様のデザインが使用されています。
記念貨幣セットを含めて発行枚数が多い
瀬戸大橋開通記念硬貨の発行枚数は2,000万枚です。
日本では、額面金額の小さい記念貨幣は大量に発行されることが多く、これ以前に発行された500円記念硬貨は5,000万枚もしくは7,000万枚発行されています。
それらに比べれば少なめの数字ではありますが、2,000万枚はとても大きな数字です。
そのため、瀬戸大橋開通記念硬貨には希少価値があまりなく、手に入れやすい反面、買取価格は低めで推移しています。
また、瀬戸大橋開通記念硬貨は単品での販売だけでなく、同日に発行された青函トンネル開通記念硬貨とのセット品も販売されています。
この記念貨幣セットは40万セット製造され、1,900円の価格で販売されました。
青い背景に白い日本地図が描かれた外箱で、2枚の貨幣がプラスチックケースに入っています。
40万セットは、これまで発行された日本の記念貨幣セットの中で最多の販売数です。
そのため、記念貨幣セットの希少価値もあまりなく、プレミア価格はほとんどついていません。
瀬戸大橋開通記念硬貨の買取価格はいくらくらい?
瀬戸大橋開通記念硬貨は、単品・記念貨幣セットともに、買取価格が低めで推移しています。
単品の買取価格は、「額面金額の500円から600円程度」が相場です。
記念貨幣セットも、「額面金額の1,000円から1,200円程度」の低めの価格で取引されているのが現状です。
記念貨幣セットの買取価格は、残念なことに当時の販売価格である1,900円を大きく下回っています。
希少価値が低いため、今後も価格が上がる見込みはほぼありません。
なお、額面金額よりも価格が上乗せされるのは、未使用品などの状態の良いものの場合です。
使用感があるなど状態のあまり良くないものは、額面金額での買取になる場合が多いでしょう。
業者によっては、買取を行っていないところもあります。
プレミア価格がほとんどついていないため、買取業者を利用せずに、金融機関などで交換してもらうのもひとつの手です。
なお、一般の店舗でも記念貨幣は使えますが、ニセモノと判断がつかないため、使用を断られる場合があります。
どこで買い取ってもらえる?おすすめの方法は?
記念貨幣を売却する方法には、いくつかの種類があります。
それぞれの方法の特徴をみていきましょう。
結論から言えば、「ネットの古銭買取業者」を利用すると、取引が安全確実で買取価格も高くなりおすすめです。
瀬戸大橋開通記念硬貨だけを売却する場合は、金額が小さいためネットの買取業者を利用するのは難しいですが、ほかの記念貨幣と一緒に売却する場合などの参考にしてください。
ネットオークションなどの個人取引
ネットオークションやフリーマーケットなどを利用して記念貨幣を売る人がいます。
しかし、こうした個人取引では確実に売れるとは限りません。
価格も自分で決めなければならず、相場よりも安い価格で販売して損をしているケースもよくみられます。
また、個人取引ではトラブルが起こる危険性があり、そうした場合はすべて自分で対処する必要があります。
こうしたデメリットを考えると、個人取引での記念貨幣の売却はあまりおすすめできません。
店舗型の買取業者
買取業者に依頼すると、確実に買い取ってもらえるため安心感があります。
しかし、店舗型の街の買取業者は取引規模が小さく、薄利多売ができません。
そのため、買取価格が低めの傾向があります。
ネットの買取業者
ネットの古銭買取業者は日本中の顧客を相手にしており、大きな取引規模から薄利多売が可能です。
そのため、小規模な業者と比べて買取金額が高めに設定されています。
買取方法も自宅に来てくれる出張買取や品物を送付する宅配買取などを選択でき、取引が安全確実です。
記念貨幣を売却する際には、ネットの古銭買取業者を利用するのがおすすめです。
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まとめ
瀬戸大橋開通記念硬貨は、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の開通を記念して1988年に発行された500円白銅貨です。
同日に青函トンネル開通記念硬貨も発行されており、両者を合わせた記念貨幣セットも販売されました。
買取価格の相場は、単品で「500円から600円程度」、セット品でも「1,000円から1,200円程度」です。
単品・記念貨幣セットともに発行数が多いため、希少価値の低さが買取価格を下げています。
額面金額通りの買取となるケースも多く、買取業者ではなく金融機関で交換するのもひとつの手です。
一般的には、記念貨幣を手放す場合は、ネットの古銭買取業者を利用するのがおすすめです。
ネット業者は買取価格を高めに設定している場合が多く、取引も安全確実です。
瀬戸大橋開通記念硬貨のみの売却でネット業者を利用するのは難しいですが、ほかの記念貨幣と一緒に手放す場合などは、ネットの古銭買取業者を利用するとおトクです。
ネットの買取業者をうまく活用して、コレクションをなるべく高く買い取ってもらうことをおすすめします。